救急搬送

2013年5月10日(金)

 つかの間のまどろみでした。

 夢を見ました。お腹の痛いのは翌日スッキリ治っている夢でした。。。たぶん。

 

 ふと目覚めると、時刻は4時半過ぎ・・・寝入ってから6時間近く経過している・・・と意識が覚醒していくとともに急激な痛みが襲ってきました。取り敢えずトイレに行き(透明な水みたいなものしか出ない)、麦茶で喉を湿らせたものの、一向に痛みは収まりません。

 

 そうこうして、のたうちまわっていると家内が目を覚ましました。

 「もうだめ。救急車呼んでくれ」というのが精一杯でした。5時を少し過ぎた頃です。

 

 

 救急車はすぐに到着しました。なんとか歩くことはできたので、家内に付き添ってもらい自力で大通りまで出ました。救急車に乗るのは初めてのことです。

 車内では、氏名、年齢、症状、既往歴などを救急隊の方から聞かれましたが、痛みであまり覚えていません。腹が痛いこと。嘔吐下痢ではないこと。便は出ていないこと。この程度の事実は伝えたと思います。

 搬送先もすぐには見つからず「ああTVで話題になってた急患の受け入れ拒否って深刻なんだ」とか混濁する意識の中で考えていたのを覚えています。何件目かの病院で受け入れてくれることになり、救急車は出発。車が揺れるたびに痛みがきました。

 

 搬送先では、内科医が処置してくれましたが、何となくぞんざいな感じ。

 腹部のレントゲンを撮り、眺めてみて「特に便は溜まっていない。どうする?帰る?検査入院する?」といった具合。

 ・・・「てめえふざけんな。痛いからわざわざ救急車まで呼んだんだろうが!」という心の声が通じたか、当直医師曰く「わざわざ救急車で来たってことは、相当痛いんだろうから、入院して検査してはいかがですかぁ。」とか言った。

 そこで「以前、大腸内視鏡検査を受けたことがあり、憩室が多いと指摘されたことがあります。」と伝えたところ。医師曰く「あー、それなら憩室炎の疑いだね。」とか言ってアッサリ入院することに決定。あとは看護師さんヨロシク~てな感じ。あのー、ワタシ痛いの全然収まってないし、目の前で苦しんでる患者はどーでもいいんでしょうか・・・。

 

 そうこうしているうちにベルトコンベアで運ばれるようにストレッチャに乗ったまま入院病棟行のエレベータに運ばれたのでした。

 

 取り敢えず入院したものの、当日はひたすら点滴、点滴、点滴・・・。

 腹痛はいくらかましになるものの、未だに痛い。後でわかったことだが、鎮痛剤は希望しないと貰えないものらしい。

 診たては13日の大腸内視鏡検査をしてから。それまでは大腸憩室炎の疑いということで、事情を会社に伝えて、取り合えす来週一週間は休暇をいただくこととした。